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プリズンブレイク! ~五寸釘寅吉秘話

Posted : 2010年12月27日 12:05 | Author : 銀河法律事務所 | Category is |
相変わらず世間様から数周遅れで我が家に流行の波が到達するのですが,またまた時差を伴って高波がやって参りました。
それは・・・「プリズンブレイク」です(*・ω・)ノ
そうです。何年も前に人気になった,アメリカのTVドラマです。
超イケメンで天才の弟が,無実の罪で死刑囚になった兄を脱獄させるドラマです。
いま現在,(シーズンⅣまであるうちの)シーズンⅢを視聴中です。
すっかりハマってしまって,毎晩深夜までブレイクし続けています。
(ちなみにこの作品「真の主人公」はベリックだと思っています)
このドラマで学んだことがあります。
それは,外人もみんなイケメンではないということ。目が大きければいいというわけではないこと。
要は,目と眉の近さがポイントだということです。
主人公のマイケルなんて,常に眉毛の下部が視界に入っているのではないかと人ごとながら心配になるほどです。
そこで鏡を見ながら目と眉を近づける特訓をしてみました。
おかげ様で,写真を撮るときなどのキメ表情を身につけることができました。

さて,頭の中はいつもプリズンブレイクでいっぱいなので,先日,所用で熊本刑務所を訪れた時も,無用な妄想をしてしまいましたw
しかし刑務所の雰囲気って日米で全く違うのですね。
ドラマが正しいのであればアメリカの刑務所はなんか楽勝という感じですね。
昼間はブラブラしてるし,電話もかけられるし,奥さんや婚約者とは密会できるし,処罰感があまり感じられませんが。
そういえば「ショーシャンクの空に」も同じような感じでしたね。
でも日本の刑務所は,周囲もなんだか沈鬱に思えますし,敷地内に入ると重苦しい感じで一杯です。
受刑者が電話をかけられるなんてこともあり得ませんしね。

プリズンブレイクでは,見事,主人公と兄(とその他何名か)が脱獄できましたが,日本ではそんなことはあり得なさそうです。
日本の刑務所といったらそんな生やさしいものではないはず・・・と思いながら,一応調べてみました。

そしたら日本でもちょこちょこ脱獄例がありましたし,なんと脱獄の有名人までいました!
それは「西川寅吉」さんです。
wikipediaの紹介を抜粋してみます。

>西川寅吉(にしかわとらきち、1854年 - 1941年)は、日本において過去に脱獄を最も多く行った事で知られた、いわゆる脱獄魔。
>後述するエピソードから五寸釘寅吉(ごすんくぎとらきち、五寸釘の寅吉)の異名を取り、その名のほうが人口には膾炙している。

なんでも,人並み外れた運動神経に加え,受刑者達の協力もあって,無期懲役の刑で服役していた三重の刑務所から脱獄したそうです。
その後また収監された秋田の刑務所からも脱獄し,そこで五寸釘を踏み抜きながらも十数キロ逃走を続けた。
その後は小菅(東京)に収監され,北海道の樺戸という刑務所からでは三度(笑)の脱獄の後、網走刑務所に送られたようです。
そして網走では模範囚として信頼され,最後は敷地内を自由に移動できる特権を得たとか。

すごいですねえ。
博物館網走監獄(財団法人網走監獄保存財団)の公式サイトにも,五寸釘寅吉のことが紹介されています。
http://www.kangoku.jp/data7.html  (←直リンクしませんので,このURLをコピペして飛んで下さい)
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(企業経営の皆様へ)顧問弁護士と契約したらこんなにいいことが・・・!!(その2)

Posted : 2010年12月26日 12:04 | Author : 銀河法律事務所 | Category is |
顧問弁護士の具体的メリットとは何でしょうか。
顧問弁護士の業務内容と,それによって企業が得られるメリットを挙げてみます。
一般的には次のような内容でしょう。
1 困り事のたびにいちいち弁護士を探す必要がない。
→煩雑さが回避できる上,スピーディーに対応できる。
(特に,顧問契約をしていると,一般顧客に優先して対応してくれることが多い)
2 法律相談や契約書チェック・訴訟・交渉の依頼などの費用が割引になることが多い(各弁護士の顧問契約内容次第ですが)。
→コスト面でのメリット
3 通常ならわざわざ弁護士に相談しない程度のことでも気軽に相談できる
→紛争の予防につながる
4 普段から契約書等のチェックを行うことができる
→紛争の予防につながる
5 前回のブログに書いたように,「顧問弁護士にこの条項を入れるように言われた」とか「顧問弁護士に対応して協議する」と言える
→紛争の予防や早期解決につながる
6 やはり前回のブログに書いたように,法務担当社員を置く必要がない(もしくは相当部分をアウトソーシングできる)
→コスト面でのメリット

以上のようなことを挙げることができます。
顧問料は全額が税法上の経費として計上できますから,顧問料相当分のメリットは優にあると言えます。
特に,中小企業では,ひとつのトラブルでも経営に大ダメージを与えかねませんから,紛争を未然に予防することは極めて重要であり,顧問料を支払うだけのメリットは十分です。

また,以上に挙げたのは,どの顧問弁護士にも共通する一般的メリットですが,せっかくですから,私(銀河法律事務所の弁護士河口大輔限定)が顧問弁護士として契約させて頂く際の特典!を宣伝いたします^^
・顧問企業様の相談料が無料なのは当然。会社代表者はもちろん,従業員様,及びそのご家族様の法律相談も無料にさせて頂きます。
→従業員様の福利厚生にもつながります!
・通常,法律相談はご来所頂きますが,顧問企業様の場合は,(電話等で済む比較的簡単なご相談に限り)電話・ファックス・メール等での相談もお受けいたします
→よりお気軽にご相談頂けますので,小さな問題でも早期解決でき,紛争予防につながります!
・通常の契約書チェック等は無料で対応いたします。また,簡単な内容証明郵便等は郵送実費のみで作成させて頂きます。
・交渉や訴訟等のご依頼の際には,費用を割引させて頂きます
→費用面でのメリットも十分です
なお,顧問料については企業規模等を考慮して柔軟に対応させて頂きますので,お気軽にお問い合わせ下さい。
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(企業経営の皆様へ)顧問弁護士と契約したらこんなにいいことが・・・!!(その1)

Posted : 2010年12月25日 12:03 | Author : 銀河法律事務所 | Category is |
顧問弁護士と契約している中小企業はあまり多くありません。
それはなぜか?
顧問弁護士の役割について十分に理解して頂けておらず,そのメリットが伝わっていないからでしょう。

顧問弁護士と契約したらどんないいことがあるのでしょうか?
・・・「顧問弁護士と契約したら彼女ができた!」とか「顧問弁護士と契約して以来,宝くじに当たりまくり!」
というようなことはもちろんありません。
そんな謳い文句の弁護士がいたらインチキだと疑って下さい。
顧問弁護士のメリットとはつまるところ,「顧問料以上の安心をもたらします」ということなのです。
そんなの分かってると言われそうです。でも本当に分かっているなら顧問弁護士と契約しているはずです。顧問弁護士がいない企業が多いということは,実は「顧問料を払うほどのメリットがないから契約しない」とお考えの企業がとても多いということです。

顧問弁護士の役割とはなんでしょうか。
それは法律業務のアウトソーシングです。
社内に法務部を設けて担当社員をおくことを考えて下さい。一人で年間数百万円の人件費がかかることになります。もちろん,顧問弁護士のみならず,法務部を置くことまで必要な規模の企業もあります。しかし,中小企業であれば,人件費数百万円を支出して法務社員を雇用するより,年間数十万円の顧問料で顧問弁護士と契約する方がコスト面からも有利です。しかも法律のプロに依頼するのですから安心です。
そして,法律業務のアウトソーシングのみならず,顧問弁護士の存在自体に意味があるという側面もあります。
例えば,取引先との折衝で,「顧問弁護士から契約に際してはこの文言を入れるように指示されている」と言えば,厳しい契約文言を飲んでもらいやすくなるでしょう。また,取引先とのトラブルや顧客クレーム等の際にも,「顧問弁護士と協議して対応する」と言うだけで解決することがあるはずです。
(ついでに言えば,顧問弁護士がいるというだけでステータスになる面もあるかも知れません?)
このように,顧問弁護士がいるということ自体に意味があるという側面もあります。

次回は,顧問弁護士の具体的メリットを掘り下げてみます。
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【ハリポタ】名前を呼べないあの方について【悪の帝王】

Posted : 2010年12月10日 12:02 | Author : 銀河法律事務所 | Category is |
1年ほど前に,このブログで,「ハリーポッター」にはまったと書きましたが。
(真の主人公は,ハリーでもなく,悪の帝王でもなく,闇のプリンスだったわけですが)

大変なことに気づきました。
悪の帝王,名前を呼んではならないあの方のことです。
そうです,ヴォル・・おっと危うく名前を呼ぶところだった。
さてこの悪の帝王である大魔法使いのことですが,その究極の魔法である「アブラカタブラ」・・・死を呼ぶ最強最悪の魔法です。
でも,これって・・・当たったら即死だけど,当たらなかったら,何ともないよね?それって,銃と同じじゃないですか?
悪の大魔法使いなのだから,その最強の魔法といえば,杖を天に向けたら世界中の敵を一瞬で殲滅させるとか,巨大な爆発を引き起こして都市を壊滅させるとか,そのレベルじゃないとおかしくないですか?
それが単なる銃刀法違反レベルなんて。それでいいのですか?本当にあなたはそれでいいのか?
正直言って米軍特殊部隊とかが出撃すれば瞬殺なのではないでしょうか?
筆者は続編を書く意向があるようですが,その前にヴォル・・のショボさについて猛省を求めたいところです。
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意外な(?)勝訴判決

Posted : 2010年12月10日 12:01 | Author : 銀河法律事務所 | Category is |
久しぶりにブログを書くなあ。
書くネタがなかったので存在を忘れようとしていました。
そうこうしているうちに,いつしか冬。天気欄には雪マークが付くようになりました。
熊本の渋いところは夏から冬にいきなり突入するところですよね。
11月頭まで夏,そこからいきなり冬。そしてまたいきなり夏。
春と秋は無し。2つしか季節がない。
2期制とはなかなか進んでいますね。

さて昨日,私と後藤弁護士とで担当しているある事件の判決が出ました。
刑務所の受刑者の方が,国(刑務所)を訴えている事件です。
ひょんなことで受任しましたが,なかなか自分の考えを骨太にもっておられる方。
最初は無理筋かなあとも思いましたが,一部勝訴しました。
担当は後藤弁護士なので,後藤弁護士の手柄ですが。
(ただ,2つある請求のうち,金額が大きい方が負けているのでアレですが)
事件を詳しく書くことはいろんな問題があるので無理ですが,報道もされたので,検索すればどのような事件が大筋は分かると思います。

受刑者の人権問題って,普段余り訴訟では使わない「憲法」の理念や条文を用いるので結構やりがいがあります。
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いつの間にか読書の春

Posted : 2010年3月16日 12:01 | Author : 銀河法律事務所 | Category is |
昨年末は,偉人になるために古典教養を渉猟することに決めていたのですが,
今年は,ミステリアスな大人になるために,ミステリを読むことにしました。

というわけで,最近読んだ本です。

(2010年1月~3月前半)
■ぼくと1ルピーの神様
ヴィカス・スワラップ著 ランダムハウス講談社
2009年のアカデミー賞を大量受賞した映画「スラムドッグ$ミリオネア」の原作です。
映画は見ていないのですが,かなり違うみたいです。
主人公が各設問に正答できた理由を,1問ずつ,主人公の人生を振り返りながら解き明かしていく,という構成は映画と原作で同じらしいのですが,ひとつひとつのエピソードが全然違うらしい(主人公の名前も違うらしい)。
最初,書店でタイトルを見たときは,優しいおじさんが小僧さんにお寿司をおごってくれる話かと思ったのですが,帯をよく見ると話題の映画の原作本ということで,衝動買いしてみました。
インドの悲惨な現状,しかしそこで力強く生きる人々の姿が生き生きと描き出されており,感動的です。
★★★★☆

ここから下はミステリばかり
 ↓

■チャイルド44(上/下)
トム・ロブ スミス著 新潮文庫
「このミステリーがすごい! 2009年版」海外編第1位
スターリン圧制下のソ連で,KGBの前身である諜報機関で活動する主人公。
理想的な共産社会であるソ連では,「犯罪が存在するはずがない」ので,連続子供殺害犯の捜査をすることも反逆行為になってしまう。
なにしろ舞台設定がいい。
プロローグの伏線の回収も見事。
★★★★

■グラーグ57(上/下)
トム・ロブ スミス著 新潮文庫
チャイルド44の続編。
これはこれで面白いのだが,あの人があっさり逝ってしまうのが納得いかん。
後半はなんかグダグダのような。
★★★☆

■犬の力(上/下)
ドン・ウィンズロウ著 角川文庫
「このミス 2010年版 海外編」1位。
主人公が30年にわたってメキシコの麻薬組織と戦う熱い本。
主人公だけでなく,多くの準主役級達の人生が密接に絡み合う。。
夢中で読みました。読後感もよし。
★★★★★

現在は,「犬の力」の作者ドン・ウィンズロウの出世作,
「ニール・ケアリーシリーズ」全5巻(創元推理文庫)を読んでます。
いま最終巻の途中。
おすすめです。
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年末年始に読んだ本

Posted : 2010年1月11日 12:00 | Author : 銀河法律事務所 | Category is |
昨年10月くらいから結構いいペースで本を読んでます。
せっかくだから読んだ本の一言感想でも。
一応、主観丸出しで5段階評価付けておきます。あまり参考にしないで下さい。

(2009年11月~12月)
■大聖堂(上・中・下)/大聖堂~果てしなき世界(上・中・下)
ケン・フォレット著 ソフトバンク文庫
11世紀イギリスを舞台にした作品(続編は13世紀が舞台)。
大聖堂の建築を巡る陰謀やらなにやら。血湧き肉躍る傑作。寝る暇ありません。
★★★★★

■モンテ・クリスト伯
アレクサンドル・デュマ著 岩波文庫
いわゆる「巌窟王」です。(巌窟王は子供向けに抜粋編集したもの)
舞台は19世紀初頭のフランスですが,全く古くさくなく,スピーディーな展開に息もつけないまま一気読み間違いなし。
★★★★★

■三銃士
アレクサンドル・デュマ著 角川文庫
あれ?四銃士じゃ?
★★★☆

■レ・ミゼラブル
ヴィクトル・ユゴー著 岩波文庫
「ああ無情」は子供向け抜粋編集板。
実際は筆者の蘊蓄や思想哲学がだらだら書き連ねてあって読みにくいことといったら。しかもしっかり読みこなすのは一流の教養人じゃないと無理(自分には無理。流し読みした部分多数)。それでも歴史に残る名著であることは読めば分かる。ラストは感動です。
★★★★☆

(2010年1月)
■アルジャーノンに花束を
ダニエル・キイス著 早川書店(ダニエル・キイス文庫)
ストーリーは何となく知っていましたが,一度読んでみようかと。ストーリーを知らなかったらもっと感動できただろうに・・!でも切ない名作です。
★★★☆

■大地
パール・バック著 新潮文庫
19世紀末~20世紀初頭の中国を舞台にした大河ドラマです。
「文学」と構えることなく読みやすい文体で、ぐいぐい引き込まれていきます。
是非読むべき。
★★★★☆

■新世界より
貴志祐介著 講談社ノベルズ
気分転換にSFホラーの人気作を読んでみました。上下2段で950頁以上あるのに一晩で読了。一度読み始めたら止まらない。最初はほのぼのしているのに途中から世界観が変わり、圧倒的な恐怖と興奮にページをめくる指も震える。
★★★★☆
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