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ぶらり川尻の旅~熊本塩ラーメン「けんだま」

Posted : 2011年2月19日 12:17 | Author : 銀河法律事務所 | Category is |
先日「くまもとラーメン祭」に行ってきたと書きましたが,
その中で大変気に入った一店,塩ラーメン「けんだま」を食するため,古い町並みが残る川尻に行ってきました。
熊本市内とは言え,あまり訪れることのない川尻。
川尻旧道をゆっくり車で走ると,古い蔵がのこる商家や,あるいは蔵を再利用した商店などがあちこちに見あたります。
その中にありました。やはり蔵を改築した渋い外見のラーメン店,「けんだま」が。
中に入ると,古民家風の古くて新しい落ち着いた雰囲気です。
大変気に入りました。私,不調法で写真など撮っておりませんので,適当にググって頂けば画像が出て参りますから,そちらで雰囲気を味わってくださいまし。
さて,小上がりに座って,メニューをおもむろに眺めたところ,よいですねえ。塩ラーメン「柚子」,「山葵」,「塩梅湯」(梅味),「けんだま」(豪華版)などが並び,醤油味のラーメンもあり,チャーシュー丼や名物若鶏唐揚げなどもあります。
そこで「けんだま」と「唐揚げ」を注文しました。
家内は「塩梅湯」です。

さてさて・・まずはラーメンのスープを一口・・・・うまい!ラーメン祭のとき以上に澄み切ってなおかつコクのある滋味あふれるスープ!麺もスープにぴったりです。具もうまい。唐揚げも・・・実に柔らかくてジューシーで美味しいです。

次回は必ずやチャーシュー丼も食しようと心に決めました。

本当ならばこの後に蔵の町を歩いて和菓子屋さんに入ろうと思っていたのですが,満腹だったため,断念しました。

次回はラーメン(チャーシュー丼)→和菓子→伝統工芸館→船着き場史跡見学→大慈禅寺で大仏見学,という流れをきっちり押さえたいと思います。写真も撮らないとブログ足り得ないので,きっちり撮りたいと思います。
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くまもとラーメン祭2011に行ってきました

Posted : 2011年2月 9日 12:16 | Author : 銀河法律事務所 | Category is |
しばらく風邪気味で伏せっていましたが,2月に入って回復したので,豚骨コラーゲンで完全治癒を図るべく,2月5日(土)に「第3回くまもとラーメン祭り」@グランメッセに行って参りました。
たくさんのラーメン店が出店していて,大勢の客がつめかけ,興奮のるつぼです!
ラーメン店一覧 <a href="http://kumamoto-ramen.jp/shop/index.html">http://kumamoto-ramen.jp/shop/index.html</a>
家族3人で食べたラーメン4杯。
食べたラーメンを食べた順番にご紹介します(画像なし)。

1 「桑庵」(豚骨ラーメン,熊本・日奈久)
日奈久温泉にあるという桑庵の豚骨ラーメンです。
豚骨と野菜でスープを取っているというだけあり,まろやかで実に美味しい!病んだ身体に染み渡ります。ごま油の香りがして(味オンチなので違ったらごめん),香ばしさも食欲をかき立てます。

2 「白鳳」(豚骨ラーメン,熊本市南高江)
Wマー油を使った黒豚骨という売りです。
ちょっと衝撃の美味でした。強烈なマー油の香りが鼻腔を刺激し,衝撃の旨味が全身を駆け巡りました。熊本豚骨ラーメンも確実に進化しています!

3 「けんだま」(塩ラーメン,熊本市川尻)
熊本では珍しい塩ラーメン。魚介と丸鶏でとった澄んだスープが食欲をそそります。食べてみて驚き・・・うまい!塩ラーメンというジャンルを舐めていました!しその香りも食欲をもり立てます。美味くて感動しました。

4 「央-NAKABA-」(醤油ラーメン,熊本市繁華街)
真っ黒なスープです。(白鳳の黒マー油とは異なり,スープ自体が黒いです)
このスープは「牛深産のメジカ節やアゴ節、鶏ガラのダシに、秘伝のタレを調合し」たものとのことです。食べてみて驚き,本当に魚介のいい香りが満ちています。コクのある醤油スープもたまりません。そして必食の鴨チャーシュー。美味い!鴨チャーシューとは意表を突かれました。本店では,いろいろ食事メニューも充実しているとのこと。今度は本店で飲み食いしたくなりました。

それぞれ個性的な名店を味わうことができ,自らの店選びセンスもなかなかのものだと満足しました。
今度はそれぞれ本店に行って,雰囲気も味わってみたいと思います。
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男飯シリーズ~鱸の西京焼き

Posted : 2011年1月27日 12:15 | Author : 銀河法律事務所 | Category is |
先日,おじや・おかゆ・うどんを作ったことをブログに書きました。

ブログに書いてはいませんが,この間の日曜は,おでんを作りました。
化学調味料不使用無添加です。
ダシは,昆布・いりこ・あご(トビウオを焼いて干した奴)・鰹節(荒削り)・干し椎茸。
これに料理酒・赤酒(熊本特産の赤くて甘い酒。みりん代わり)・塩・砂糖・醤油で味付けしました。
具は大根・こんにゃく・鶏肉(ウイングスティック)・ネギ・里芋。
煮込み不足でしたが実に美味しく仕上がりました。
食後,具が少なくなっていたので,厚揚げを足しました。そして,一晩おいて,翌朝食べたところ,厚揚げを含め,具に味がしみて,大変美味でした。
写真撮っておけばよかったな~ と後悔したので,これから私が「男飯」を作ったら,できるだけ写真に残すことにしました。

そして今夜(もはや昨日ですが),鱸(←読めますか?答えはスズキ)の西京焼きを作りました(・∀・)
前夜,ジップロックに味噌・砂糖・酒を適当に目分量でどぼどぼ入れ(これが男飯の醍醐味),そこにスズキの切り身を数切れ投入し,よくもんでなじませ,一昼夜置きました。

さあいよいよ宴です。
いそいそと仕事から帰り,一昼夜寝かせたスズキを,グリルでじっくりと焼き上げます^^
その間に付け合わせを作ります。
時間がないので簡単に。ゆでキャベツと,ゆで人参のナムル風です。
作り方は簡単。男飯には凝ったレシピは不要です。
キャベツはゆでて切るだけ。人参は適当にスティック状に切り,ゆでて,ごま油と粗塩を和えるだけ。
さあその間に,ご飯が炊きあがり,鱸も焼き上がりました。皮はぱりぱり,中はふっくら,味噌が焦げて香ばしい香りを立てています!


一口食べてみます。
箸で皮をぱりっと割って,ふうわりした身の部分を一口・・・美味い!
俺って料理の天才やも知れぬ!道を誤ったか!料理人になるべきだった!
妻子はハフハフいいながら,西京焼きに合わせて熱々ご飯を口に投入中ですが,私は男ですから,やはり酒です。酒というのは日本酒のことです。
私のお気に入りは,熊本の誇る名醸「香露」の特別純米酒です。美味いのに安い。近所のスーパーでは500ml瓶で800円台です。やはり日常的にぐいぐい呑むにはこれです。


鱸の西京焼きと日本酒・・・日本人に生まれた喜びを感じる瞬間です(人参ナムルも食べたので韓国の要素も入っていましたが)。

料理道は奥が深い。男飯を極めたいと思いました。
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不況に負けないサービス

Posted : 2011年1月26日 12:15 | Author : 銀河法律事務所 | Category is |
先日のブログ,ABCマートの紳士靴売上が伸びていることに触れ,景気回復の前触れでは?と書きました。ABCマートの話は,もとはラジオで聞きました。そのラジオの話によれば,ABCマートは円高差益を値下げという形で還元するのではなく,以前より革や仕立てなどのよい紳士靴を仕入れる(価格は同じでも質が良くなる)という形で還元したそうです。そうしたところ,紳士靴の売上が伸びたとのことでした。
皆さん見る目ありますね。「お,前よりいい革を使ってる!」「この仕立てはただ者ではない!」とかわかるのでしょうか(゚ロ゚;)!?

ところで,この間,お世話になっている税理士事務所の担当の方と話をしたとき,この不況でも売上を伸ばしている業種とかあるんですか?と尋ねました。
その方のお話しでは,特定の業種ということではなく,ほかと差別化を図っている会社・店舗はやはり不況に負けていないということでした。
具体例として,洋菓子店の例を挙げられ(店名は聞きませんでしたが),いつもお客さんで賑わっており,売上も伸びているとのことで,味・お店の雰囲気・接客・宣伝など,ほかと差別化を図る特長があると強いとのことでした。
景気が悪いと,紳士靴やケーキなんてまず辛抱しそうなものですが(もちろん弁護士なんて後回しも後回しでしょう),内容を含めた総合的なサービスの質が高いと,不景気にも負けないのですね。

お客様方は非常に見目があります。さすが世界一目が肥えているという日本の消費者ですね。

これらの例を参考に,私もサービス業のひとつとして,ほかに負けないサービス(内容も接客も)を目指していきたいと思います。
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会社は誰のものか

Posted : 2011年1月23日 12:14 | Author : 銀河法律事務所 | Category is |
小説「ハゲタカ」シリーズ(現在第3部まで刊行されています)が好きで,何度か読み返しています。
TVドラマ版は見ていませんでしたが,先日から,DVDをレンタルして見ている途中です。ドラマ版も,少し設定は違いますが,主人公鷲津政彦の魅力を存分に描き出しており,非常に面白く見ています。

小説「ハゲタカ」の主人公鷲津政彦は,もとはニューヨークでジャズピアニストを目指していましたが,ある出来事を機に,投資ファンドの世界に身を投じ,巨大投資ファンドKKL社の日本法人代表として,淀んだ日本経済にメスを入れるのです。
不良債権を買いあさり,そして,危機に瀕した企業を買って再生させ,転売し,巨利を得るのです。

鷲津は,日本の会社を買いあさるハゲタカとして一般には忌避されていますが,実はハゲタカではなく,日本を蘇らせるヒーローではないのかと評価されるようになっていきます。そして,「ゴールデンイーグル」と呼ばれるようになるのです。

ハゲタカを読むときにはウイスキーが欠かせません。ロックでバーボンを煽りながら,鷲津になりきって読むんです。周りから何と言われようが,正しいと思うことを,卓越した能力を武器にやり遂げる。弁護士もこうありたい・・!俺は鷲津だ・・・!!

さて,ハゲタカで一貫して取り上げられているテーマ,それは「会社は誰のものか」ということです。
法律的には簡単です。それは「株主のもの」です。
個人企業では株主が創業者一族と一致しているので,経営者・創業者のものだと認識してもあながち間違いではありません。しかし,株式を公開した途端に,会社は他の人の手に渡るのです。
従前,日本企業は,株主といっても,銀行が保有していたり,関連企業と持ち合っていたりして,株主の意向を気にする必要がなかったので,上場前とあまり変わらない認識(経営者のもの)を持っていても困ることはありませんでした。
しかし,欧米の機関投資家を始め,「ものいう株主」が大口株主としての地位を占めるとそうはいかなくなります。経営者と株主の意向が一致しなくなったとき,軋轢が生ずるのです。
そして,もう一人,企業には主要なプレイヤーが存在します。それは従業員です。
従業員が会社の所有者だと法的には言えませんが,従業員が「自分の会社」だと思って働いてくれることは,その会社にとってとても有益なことです。従業員の利益にかなうように経営することが必要です。
しかし,従業員の利益と,企業の利益は,必ず一致するとは言えません。
高度成長時代ならともかく,グローバル資本主義経済時代では,双方の利益は相反するのです。
具体的に言えば,人件費が増えれば企業の利益が減るのです。企業の利益が減ると,株主(本来の会社所有者)にとって不利益です。配当に回せる原資が減りますし,株価も低迷するからです。
昔は(銀行が保有していたり持ち合いだった時代),株主が権利を主張しなかったので,この点を気にする必要はありませんでした。ほっといても経済水準が上がっていき,株価も上がっていくので,安定株主が文句をいうことは無かったからです。
ところが,短期間でのリターンを重視するような欧米の機関投資家や投資ファンドが株主になると,そうはいきません。大規模なリストラ(従業員を減らすというだけにとどまらず,事業の切り売りなどによる事業再編を含む)により,利益を増やすことを要求するのです。
ここで経営者は,株主と従業員の板挟みにあうのです。

何が正解なのか,一義的に答えることは困難です。
会社個々の状況だけでなく,日本の経済状況や,労働者の労働観・ライフスタイルなどによって,ケースバイケースなのかもしれません。
私が住む熊本のような,地方の中小企業においては,このように機関投資家の関与などは考える必要がありませんが,企業利益と従業員利益の調和という点は本質的に重要です。
企業を支える経営者と従業員とが,ともに利益を得るために,知恵を絞ることが必要なのです。
私も弁護士として,そのためのお手伝いができればと,いつも考えています。
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【交通事故問題】自賠責保険料の値上げ

Posted : 2011年1月22日 12:13 | Author : 銀河法律事務所 | Category is |
自動車を所有する際には,自賠責保険に加入することが法律で義務づけられています(ご承知だと思いますが)。
交通事故の際に,最低限の保障を行うための義務として加入している保険です。
この保険料が,今年の4月から,平均して約12%も値上げになると決まったと報道されています。
金融庁によれば,交通事故被害者の死亡・後遺症障害・傷害などに支払われる保険金の中でも,後遺症障害に対する支払いが予想以上に増えたために今回の改定になった,とのことです。
交通事故における後遺症とは,交通事故によって負った傷害を治療して,これ以上治らないという状態(症状固定と言います)にまで至ったとき,それでも残った症状のことを言います。
交通事故の損害賠償では,実は,この後遺症が残るかどうかで金額が大きく異なってくるのです。
(逆に言えば,後遺症とは,それだけ苦痛なものなのです。)
後遺症が残った場合,公的機関において,後遺症の等級(1級から14級までの等級に別れています。1級が最も重い。)というものを認定してもらいます。
その等級に応じ,後遺症慰謝料(後遺症が残ったことの精神的苦痛を賠償する慰謝料)と逸失利益(後遺症により労働能力が低下したことで,将来的に生ずる収入損失)とを算定することになります。これらの金額が非常に大きくなることが多いので,交通事故の示談交渉・訴訟において,争いの中心になることが多いのです。

(交通事故件数自体は増えていないのに)後遺症障害による支払いが増えたという理由は分かりませんが,いくつか想像できます。
ひとつめは,シートベルト普及等により死亡事故が減った代わりに,後遺症が残るケースが増えたということ。二つめは,高次脳機能障害など,以前は認められていなかった後遺症が,医学の進歩とともに認められるようになってきたこと。三つ目は,交通事故の損害賠償において弁護士に依頼するケースが増え,被害者本人と保険会社だけの示談で済まないケースが増えてきたこと,です。
最後の点ですが,弁護士が交渉や訴訟を引き受けると,実務慣習や裁判例等に従い,被害者に最大限に有利なように請求しますので,ご本人が示談交渉を行う場合より,相当程度高い金額の賠償を受けられるケースが多いです。
このように,個々の被害者の権利を最大限守ろうとすることで,運転者全体の保険料が上がってしまうことは皮肉といえば皮肉ですが・・。

もし,ご不幸にも交通事故に逢ってしまい,損害賠償請求で悩まれるようなことがあったら,迷わず弁護士にご相談下さい。
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整理解雇の有効性

Posted : 2011年1月20日 12:12 | Author : 銀河法律事務所 | Category is |
経営再建中(会社更生手続中)の日本航空は,昨年末,社員165人を整理解雇しました。
そのうちの146名の方が,今月19日,この整理解雇は違法であり解雇無効だとして,地位確認と賃金支払いを求める訴訟を提起したとの報道がなされました。

整理解雇とは,経営が悪化し,リストラ(人員削減)の必要が生じたために行う解雇のことです。

我が国では解雇は自由でなく,法律や裁判例によって,厳しいルールが決められています。
整理解雇については,次の4つの要件を全て満たさないと無効だというルールが確立しています。
(整理解雇が有効であるための4要件)
1 解雇の必要性(経営状態が悪化していること)
2 解雇を回避する努力を尽くしたこと(役員賞与削減など,他に手段を尽くしたこと)
3 解雇対象者選定の合理性(ねらい打ちはいけない)
4 手続が適切であること(労組や労働者代表と協議を尽くしたこと)

今回のケースでは,原告側は,日航は解雇回避義務を尽くしておらず,対象者選定基準も合理性がないなど,いずれの要件も満たしていないと主張しているようです。

社会的な影響力のある事件であり,解雇ルールに影響が生じるかも知れません。今後の成り行きが注目されます。
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熊本の弁護士事務所「銀河法律事務所」(熊本市子飼本町)は、一般の方の事件(一般民事、家事事件、損害賠償、債務整理)、企業法務全般(事業承継、取引紛争処理・労務管理、事業再生・倒産整理、顧問弁護士)など法律案件全般を取り扱う法律事務所ですキャッシングやクレジットなどの債務整理(借金・ローン)のお悩みや契約上の問題など懇切丁寧に対応いたします。こんなことでも弁護士に相談していいの?ということでもお気軽にご相談ください。熊本の弁護士事務所「銀河法律事務所」まで。

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